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料理撮影のカメラバッグとその中身について


普段の撮影で私が使用しているカメラバッグの構成と、その簡単な中身についてご説明したいと思います。

 

カメラバッグ一式を iPadで撮影してみました。

こんな感じです。

 

 

 

上が電車移動の場合、下が車移動の場合です。

 

料理撮影の機材はライティングが命です。

 ですので、ライティング機材をメインに、その他の機材を準備します。

 

ライティングといえば、機材についてある程度詳しい方は、ソフトボックスやアンブレラを連想される方も多いと思います。

しかし料理撮影の場合、私はメインライトにユポ、アートレ、紗幕、など、ストロボと独立したディフューザーを使うことが多いです。

何故なら、写り込みとグラデーションのコントロールが料理撮影のキモだと思っているからです。

ただ、クリアさを優先させたい場合はソフトボックスをメインライトにすることが、ごく稀にあります。

例外として、極端に短い時間で撮影を終える必要がある場合は、アンブレラをメインライトにすることがあります。

(例えば撮影当日に宴会の予約が入り、急遽予定より早めに撮影を終える必要ができた場合など、意外と少なくありません)

 

また、カメラに取り付けるタイプのストロボ(クリップオンストロボ)も料理撮影ではまず使いません。

ジェネレーター、あるいはモノブロックという業務用の大判ストロボを使用します。

光が圧倒的にふくよかで柔らかく、また、シャープにするのも簡単だからです。

 

では、中身についてです。

 

■電車移動の場合

 ・画面右側のリュック

  →カメラ、レンズなどを入れています。

  カメラやレンズは精密機器なので、キャリーカートに乗せると精度がおかしくなることがあるそうです。

  実際、何度か調子が悪くなることがあったため、カメラとレンズをキャリーカートから分離することにしました。

   カメラ本体:2台

   レンズ:5本程度

   その他アクセサリーなど

 

 ・画面左側の長細いバッグ

  ストロボとそれらを支えるスタンド、三脚などを入れています。

   三脚:1本

   ライトスタンド:3本

   大判ストロボ:2灯

   小型ストロボ:2灯

   その他アクセサリーなど

  

 ・その他

  レフ板、アートレ(ディフューザー)、などをキャリーカートにくくり付けて持ち歩いています。

 

■車移動の場合

 ・画面右側のカメラバッグ 2個

  上はカメラとレンズで、本数などはケースバイケースです。

  電車ではあまり持っていかないシフトティルトが可能なレンズは持っていくようにしています。

   (まず使いませんが、、、)

  下は業務用の大判ストロボ。電車移動よりもかなり大きな光量のものを多めに持ち歩きます。

  数量はケースバイケースですが、4灯程度持っていくことが多いです。

 

 ・画面中央のスタンドケース 3本

  三脚、スタンド(5-8本ぐらい)、ディフューザーなどが入っています。

 

 ・画面左

  上に乗っているのが背景で、画面手前のビニール袋はランチョンマットなどの小物です。

 

 

こんな感じでいつも撮影しております。

 

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料理撮影承ります。

 

店舗でスタジオ並みのストロボセッティングを組み、料理の色艶を引き出します。

年間200件ぐらいのペースで料理を撮影しております。 

 

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

https://www.pho-kitchen.info/

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